視点:新型コロナワクチンの開発 イランの歩み
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新型コロナワクチンの開発
「イランでは、新型コロナウイルスワクチンの開発・製造に向けて数多くの研究グループが活動に取り組んでおり、この分野で有望な前進が見られている」
イランのナマキー保健医療教育相は17日金曜、インタビューでこの表明を行ない、「近い将来、これに関して国民の皆様に喜ばしいニュースを発表できるだろう」との期待感を表明しました。
また、新型コロナウイルスの治療薬の開発に57の研究グループが取り組んでいることを指摘し、「これらのイラン人科学者のグループは多くの薬物のガイドラインに沿って研究を行っている。その結果は科学委員会で検討され、イラン人研究者が開発したワクチンの人体への治験が近く行われる予定だ」と語りました。
WHO世界保健機関の報告によりますと、世界で新型コロナウイルスに感染した人の数は1400万人を超え、 そのうち60万人近くが命を落としています。
イランで新型コロナウイルスに感染した人の数は累計で約27万人に達しており、残念ながらこのうち約1万4000人が死亡しています。
この命にかかわる感染症の対策過程においては、2つの重大な問題があります。
第1の問題は新型コロナウイルスの感染拡大への対応です。これはウイルスへの感染減少に非常に重要な役割を果たします。イランの医療関係者は、このウイルスの第2波の到来にもかかわらず、多くの対策をとる事で感染拡大の制御に成功しています。
17日金曜からは、国内の空港での保健及び衛生の指標の拡大を受けて、外国航空会社のイラン乗り入れ便が正常の状態に戻っています。
第2の問題は新型コロナウイルス感染症の治療を促進するための努力です。この点に関するイランの重要なステップは、国内での科学的および医学的活動の成長を示しています。この動きは、新型コロナウイルスによって引き起こされた問題を受けて、迅速に国内の科学界で開始されました。
国家コロナ対策学術委員会委員長のガーネイー博士は、これについて次のように述べています。
「ウイルス性疾患が国内で発生し、すべての施設、設備、診断キットが必要な時に、2か月以内にそれらの輸出国となりうる国はごくわずかである。 このことは、優秀国を名乗る諸国と比較した場合、イランの技術力が非常に優れていることを示している。これはその国が知識と技術者によってケアされるという吉報となり得るだろう」
この動きと並行し、ワクチン開発の研究と実験がほかの重要な科学的作業や研究活動と同時に開始されており、順調な進展を見せています。
現在、イラン人研究者らが新型コロナウイルス感染者の治療に有効なワクチンや医薬品の治験を行っています。この分野での研究結果が他国と共有されることは明らかです。これらの治療や薬剤のいずれかが有効である場合、それらはコロナ学術委員会の承認を得て医療プロトコルに組み込まれます。
世界規模および国際的な研究で、イランは活発に活動する国の1つとなっています。そして、非常に多くの研究事例や結果に携わっています。 これらのプロセスは、イランがコロナウイルスの研究サイクルにおいて、慎重に有効な科学的仮説と研究の試験を繰り返していることを示すものです。 イランの研究者たちは、ナマキー保健医療教育相が指摘した新しい医療および治療方法で、新型コロナウイルスの根絶を模索しています。
ナマキー大臣が述べたように、イランは新型コロナウイルス感染症に取り組んでいる5大国と歩調を合わせて前進しています。決してこれらの国に遅れをとってはいないのです。
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