テヘラン・UAE大使館前で、学生らが集会
8月 16, 2020 21:28 Asia/Tokyo
イランの学生グループがテヘランにあるUAEアラブ首長国連邦大使館の前に集まり、UAEとシオニスト政権との関係正常化に抗議しました。
UAEとシオニスト政権イスラエルとの関係正常化を促進させようとするトランプ米大統領の働きかけの結果、両者は14日木曜、完全な国交正常化への合意書に署名しました。
イラン人学生らは15日土曜、手書きのプラカードを手にして地域におけるシオニスト政権の敵対的な政策を非難し、この政権による犯罪に抗議しました。
UAE大使館の前に集まった学生らはさらに、『アメリカに死を』、『イスラエルに死を』のスローガンを唱え、世界の傲慢な国による破壊的な行為に対し、嫌悪感を露わにしました。
学生らは、UAEとイスラエルとの合意は邪悪な合意であるとし、UAEはこの合意によりイスラム教徒に憎まれることになった、と強調しました。
イラン人学生らは、集会の最後に発表した声明の中で、「無気力と堕落に陥ってしまった一部の無能なアラブの統治者たちは、自らの裏切りを公然と、また誇らしげにメディアに語り、何千人ものパレスチナの子供と若者の血を踏みにじることに躊躇などものともしていない」としました。
この声明では、「アラブ首長国連邦政府は今後、米ーシオニスト首長国連邦政府という名がふさわしい。この偽善の代価を払わなければならない」と強調しました。
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