イランが、世界規模での麻薬対策を要求
(last modified Thu, 21 Apr 2016 09:21:06 GMT )
4月 21, 2016 18:21 Asia/Tokyo
  • イランが、世界規模での麻薬対策を要求

イランのラフマーニーファズリー内務大臣が、麻薬対策の最前線に立っている国々への技術・装備面での支援に関する、国際社会の取り決めの実施を求めました。

IRIB通信によりますと、イラン麻薬対策本部の事務局長を兼任するラフマーニーファズリー大臣は、アメリカ・ニューヨークの国連本部で行われた麻薬特別総会において、「世界のアヘンの80%以上、さらにヘロインとモルヒネのおよそ40%は、イランで摘発されており、昨年もイランでは620トンの麻薬が摘発された」と語っています。

また、麻薬のトランジット輸送の経路上にある国々の参加による国際会議をテヘランで開催する用意があるとし、「全ての国々は、大規模な麻薬組織の指導者や資金洗浄との戦いにおいて協力すべきだ」と述べました。

ラフマーニーファズリー大臣は、麻薬問題に関する国連麻薬特別総会に参加するため、ニューヨークを訪問しています。

国連麻薬特別総会は、今月19日から21日まで、ニューヨークの国連本部で開催されています。

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