イラン国会議長、「テロとの戦いの英雄に対するアメリカの攻撃はイラク国家主権への侮辱」
(last modified Sun, 27 Sep 2020 07:55:50 GMT )
9月 27, 2020 16:55 Asia/Tokyo

ガーリーバーフ・イラン国会議長が、「テロとの戦いの英雄である、わが国の故ソレイマーニー司令官とイラク民兵組織の故アルムハンディス副司令官に対するアメリカの攻撃は、イラクの独立性への侵害かつ同国の主権への侮辱だ」と語りました。

ガーリーバーフ議長は26日土曜午後、テヘランでフセイン・イラク外相と会談し、「イランは常に、イラクの国家主権や安全保障、独立、団結を強調している」とし、「イランは常に、重要な近隣国としてイラクを支援・支持している」と述べています。

また、「わが国の最大の関心事は、イラクや地域における平和と治安の確立である」と強調し、「イラクの現在の問題を解決する唯一の方法は、アメリカ軍のイラク撤退である」としました。

さらに、UAEアラブ首長国連邦とバーレーンがシオニスト政権イスラエルとの外交関係正常化に踏み切ったことに触れ、「イスラム世界はこの問題に沈黙してはならない。それは、イスラム共同体の第1の優先課題がパレスチナ問題だからだ」と語っています。

一方、フセイン外相も地域・国際的な動向の一部について説明し、「イランがこれまでどおりイラクを支持してくれるよう希望する」とし、かつアメリカ軍のイラク撤退の時期的スケジュールに言及し、イラクの国民と国会、政府が同国の領土保全や独立性の維持を求め続けていることを強調しました。

 

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