イランの国境警備隊が、90トン以上の麻薬を摘発
12月 03, 2020 20:48 Asia/Tokyo
イラン警察国境警備隊司令官は、同国境警備隊が過去8か月間で90トン以上の各種麻薬を国境地域で摘発したと発表しました。
グーダルズィー国境警備隊司令官は3日木曜、イラン南東部スィースターン・バルーチェスターン州の中心都市ザーヘダーンへの訪問の傍ら、過去8か月間にイラン国境警備隊による麻薬摘発量が、昨年同時期と比較してが56%増加したと述べ、これらの摘発薬物の約90%が同州国境警備隊によるものだとしました。
また、「過去48時間に、スィースターン・バルーチェスターン州国境での作戦と武力衝突で、麻薬約2トン、車両数台、少量の武器と弾薬が摘発され、密輸業者4人が逮捕された」と述べました。
イランは、制裁下にあるにもかかわらず、世界の薬物密輸業者との戦いの最前線にあり、過去1年間に1,000トン以上の麻薬を摘発し、世界で最も多くの麻薬を摘発した国となっているほか、これまでに麻薬対策のために3000人以上の殉教者と数千人の負傷者を出しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio