イラン最高指導者、「制裁解除なしの米の核合意復帰は無意味」
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イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師
イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師が、「各種制裁の解除なしでアメリカが核合意に復帰しても、それは無意味である」と語りました。
ハーメネイー師は8日金曜、1978年1月9日に発生したテヘラン南方の聖地ゴムでの蜂起、即ちイラン暦デイ月19日の蜂起記念日にちなんで演説し、「米主導の覇権主義戦線とイランの間の軋轢で繰り返されてきた問題としては制裁、イランの地域的な影響力・存在、およびイランの防衛能力とミサイル力の問題である」とし、「我々の敵や西側の戦線は、イラン国民に対する制裁を終結させる義務がある」と述べています。
また、「イランの政府と議会が核合意内の責務の履行停止を決定したことは、完全に論理的かつ正当な英断だ」とし、「我々は決して、アメリカの核合意復帰に拘泥したり、また急ぐつもりもない。我々の要求は、各種制裁の解除である」としました。
さらにこれに関して、「彼らが核合意に定められた自らの責務に復帰すれば、我々も自身の本来の責務履行に復帰する。だが、制裁が解除されないうちは、アメリカの核合意復帰は我々にとっての害悪となりうる」と語っています。
そして、「アメリカは、現状下での西アジア地域の情勢不安を自らの利益とみなし、イランや地域に不安を生じさせようとしている」とし、「地域におけるイランの存在こそが安定を生み出す」と強調しました。
最後に、アメリカでのコロナ感染者の死亡に触れ、「アメリカ製やイギリス製のワクチンのイランへの輸入は禁じられている。それは、アメリカがもしコロナワクチンを製造できていたなら、自国にこのような惨憺たる事態をもたらすことはなかったからだ」と結びました。
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