イラン外相が仏紙の報道に反応、「イラン国連大使は米国と協議していない」
1月 20, 2021 20:08 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外相は、イランのタフテラワンチー国連大使が米次期政権と協議している、とする仏紙ル・フィガロの報道を否定しました。
ザリーフ外相は20日水曜、記者団に対し、「タフテラヴァンチー大使は、3週間前からイラン・テヘランにいる。ル・フィガロ記者は、根拠のない文言を発している」としました。
また、「一切協議を行う必要はない。なぜなら、起っているのは、米政府が自国の責務や取り決めを破ったという事実だからである」と語りました。
さらに、「ヨーロッパは、過去3年間、核合意を維持してきたのはイランであることを完全に認知している」と指摘すると共に、「西側が制裁を解除すれば、イラン側も自国の全ての責務を履行する」とし、「イランは、他国に責務を実施させるために、アメリカ政府の理不尽な要求に屈しない」と強調しました。
ザリーフ外相はまた、アメリカとフランスは西アジア地域を弾薬庫に転換させているとし、「この2ヶ国は、地域での武器状況について語るつもりなら、まず初めに、世界の武器輸出量の25%を占めるこの地域への武器輸出を停止すべきである」と述べています。
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