イラン国防軍需相「イラン領空に侵入したイスラエル戦闘機は存在しない」
10月 31, 2024 21:29 Asia/Tokyo
イランのナスィールザーデ国防軍需相は、26日のイスラエルによる攻撃について、イスラエル軍戦闘機がイラン領空内に侵入して攻撃を実施したとか、イラン北側国境から侵入したなどといった噂を否定しました。
【ParsTodayイラン】26日未明、イスラエルは緊張扇動行為に走り、イランの首都テヘラン、南西部フーゼスターン州、同イーラーム州の軍事施設を攻撃しましたが、イランの統合防空システムはこれらを迎撃し、この侵略行為に的確に対処しました。
イランのナスィールザーデ国防軍需相はこの攻撃について、イスラエル軍戦闘機がイラン領空に侵入して攻撃を行ったという一部で出回っている噂を否定した上で、「国連憲章にもとづけば、国土の一部が攻撃された国はいつでも自衛権を行使できる」と述べました。
ナスィールザーデ氏はその上で、「敵はイランの防空・迎撃システムを破壊しようと試みたが、迎撃態勢が整っていたために軽微な被害で済んだ」と語りました。
また、攻撃がイランの北側の国境から行われたという噂についても否定しました。