イラン外務省報道官、「4か条のイエメン和平案はまだ机上にある」
(last modified Mon, 08 Feb 2021 11:25:23 GMT )
2月 08, 2021 20:25 Asia/Tokyo
  • ハティーブザーデ・イラン外務省報道官
    ハティーブザーデ・イラン外務省報道官

ハティーブザーデ・イラン外務省報道官が、国連イエメン問題担当特使のテヘラン訪問の重要性に関して、「わが国が提案していた4か条のイエメン危機解決案は、まだ机上にある」と語りました。

グリフィス国連イエメン問題担当特使は8日月曜、テヘランでザリーフ・イラン外相と会談し、イエメンの最新情勢に関して協議しました。

ハティーブザーデ報道官は定例記者会見にて、イラン国際通信・イランプレスのイエメン関連の質疑に回答し、「一部には、殺害行為をもってイエメンでの目的を達成できると考える者がいる。だが、イエメン危機の唯一の解決策は政治的アプローチである」と述べています。

また、「イエメン問題に関してイランが出した4か条の提案はまだ机上にあり、イランはこの問題に関して国連と密接なやり取りをかわしている」としました。

さらに、「イエメンのシーア派組織アンサーロッラーは、同国の危機解決に向けて最大規模の努力をしてきた」とし、「イエメンでの人道上の大惨事が、近く終結するよう希望する」と語っています。

最後に、イランプレスの別の質問にも回答し、ライースィー・イラン司法府長官のイラク訪問を重要なものだとし、「昨年発生したソレイマーニー・イランイスラム革命防衛隊司令官テロ暗殺事件の被告人の追及は、この訪問中に完結する」と結びました。

 

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