イラン外相、「イラン-中国関係が大きく進展」
イランのザリーフ外相は、「さまざまな分野での協力は、イランと中国を相互に信頼のおけるパートナーへと変貌させている」と強調しました。
ザリーフ外相は、16日火曜に発行された中国共産党機関紙・人民日報のために書いたコラムの中で両国の外交50周年に言及し、「イランと中国の間の交流には長い歴史があり、両国は古代のシルクロードを通じて通商や文化的な交流を続けてきた」と記しました。
さらに、イランと中国がともに、政治的に見て独立した外交政策を保持していることを強調し、「2016年1月、イランと中国の関係は戦略的パートナーシップのレベルにまで向上した。そして、両国は経済の分野で協力を追求し、国際問題においては互いに支援し合うまでになった」としました。
このコラムでは、中国が世界的な役割を果たすための最も重要なステップであるとしている「一帯一路」を共同で構築することについて、「イランは『一帯一路』の共同構築に積極的に参加しており、その中でさらに多くの役割を果たしたいと願っている。我が国と中国の関係発展は、互いの主権と独立の尊重、互いのさまざまな社会秩序の尊重、そして双方に利益をもたらすような協力に基づいていることには疑いの余地がない」とされています。
ザリーフ外相はまた、世界は過去50年間で大きな変化にさらされてきたと述べ、「中国は世界経済と国際政治の場で重要な勢力へと変貌し、世界規模のアジェンダの作成に積極的に関与している。我が国もまた、西アジアにおける重要勢力である」と強調しました。
そして、「我が国と中国は、新しい形のパートナーシップを構築するために、これまで以上に二国間関係を強化する必要がある。」と語りました。
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