イラン製ワクチンはコロナ変異株に100％の効果

イラン当局が、国産の新型コロナウイルスワクチンは英国型変異株に対して100％の効果を持つとしました。

イラン新型コロナウイルスワクチン製造者財団のモフベル代表は、ＩＲＩＢ通信とのインタビューにおいて、イラン製新型コロナウイルスワクチンのうち1種類が、治験の第1相試験を問題なく終えて良好な結果を示したことに触れ、「このワクチンに対する様々な試験が行われ、英国型変異株に対して100％の効果を持つことが分かった」としました。

続けて、3月初旬にはイラン製ワクチンの治験第2相試験が開始されるとして、「第2相試験の結果が良好であれば、4月初旬にはボランティアに対する第3相試験が始められる予定だ」と説明しました。

また、「イラン製ワクチン研究計画の推進と平行して、ワクチン大量生産のインフラ整備も進んでおり、1月あたり200～300万回分のワクチンの生産能力を持つ地域最大の新型コロナウイルスワクチン製造工場が、2週間以内に始動する」と述べました。

そして、「第2相試験の実施に伴い、この工場では7月中旬までに1月あたり1400～1500万回分のワクチン生産に必要なインフラが準備される予定になっている」としました。

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