イラン外相、「イランのイエメン支援は、被抑圧者支援の原則による」
2月 24, 2021 14:31 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外相が、「イランによるイエメン国民への支援は、被抑圧者への支援の原則によるものだ」としました。
ザリーフ外相は23日火曜、イエメンのアルマシーラ・テレビとのインタビューで、「イエメン危機の解決に向けた努力は続けられている。イラン政府は、イエメン国民への攻撃を終わらせるどのような動きも支援する」と述べました。
続けて、「イエメン戦争の停止やその国民に行われている制裁の解除は、同国での人道危機を解決する手始めの第一歩である」としました。
サウジアラビア主導アラブ連合軍は、2015年3月から複数のアラブ諸国が集まった連合という形で、米国の支援と暗黙の了解のもと、追放されたハーディ元イエメン大統領の復権を口実に、自身の政治的目的と野心を実現するため、アラブ圏最貧国のイエメンに対して大規模な攻撃を開始しました。この攻撃の結果として、イエメンではこれまでに数千人の人々が殺害されています。
特に新型コロナウイルス大流行の最中でのサウジアラビアの軍事侵略により、アラブ圏最貧国のイエメンは、食糧と医薬品の深刻な不足に直面しています。
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