韓国大統領がイランとの協力拡大を歓迎

韓国のパククネ大統領が、テヘラン訪問をイランとの新たな関係の開始であるとしました。

パク大統領は、1日日曜付けテヘラン発行の新聞イランに掲載されたインタビューで、自らのテヘラン訪問について触れ、「韓国はここ数年、最も重要な経済同盟国であり、イランの最も基本的な石油購入国のひとつである。イランと6カ国の核合意に注目すると、すべての分野での関係を向上させることができる」と語りました。

パク大統領はまた、「イランは地域の重要な国だ」とし、「中東は世界の平和と安定を維持するために重要な役割を有しており、イランと韓国の関係の向上は、地域や世界の危機解決において建設的な役割を果たすことができる」と述べました。

パク大統領は、1日、イランのローハーニー大統領の公式招待により、3日間のイラン訪問を開始しました。

イランのザンゲネ石油大臣は1日、テヘランで韓国のカン・ホイン国土交通大臣と会談し、「韓国はイランの石油と液体ガスの購入量を日量10万バレルから40万バレルに増加した」と語りました。

カン・ホイン大臣は、「韓国大統領のイラン訪問で、200億ドルの合意、協力文書が調印される」と語りました。

テヘラン駐在の韓国大使も、「両国の政府・民間部門の間で30をこえる協力合意覚書が、パク大統領立会いのもと、テヘランで調印される」と報告しました。

さらに、この合意覚書には石油、天然ガス、インフラ、海運、衛生・医療、一部の特別なプロジェクトや文化問題が含まれるということです。