イラン外相、「最高指導者の慈しみに満ちた御言葉は議論の終着点」
ザリーフ・イラン外相がインスタグラム上で、「わが国のイスラム革命最高指導者たるハーメネイー師の慈しみに満ちた御言葉はこれまでとおり自分や同僚にとっての行動の基準、また専門的な議論にとっての終着点である」と語りました。
イルナー通信によりますと、ハーメネイー師による2日日曜の演説の終了後に発表されたザリーフ外相の記録には、「自分は外交の代理人および研究者として常に、この国土の強化にとって外交政策は国民の一致と結束の対象であり、最高レベルで管理誘導されるべきだと信じてきた。これに基づき、革命最高指導者の決定や見解に従うことは、対外政策にとって否定できない必須事項だ」と述べています。
また、「何ら特別の意図がなく、単に経験の誠実な伝達のためだけに表明されたいくつかの個人的な見解の一部の点が密かに公開され、国や国民、革命に悪意を抱く人々によって敵意の源として使用されたことは甚だ遺憾である。私と私の同僚が神の助けにより、イランの進歩発展のための最高指導者のご教示内容を完全な実施する上で、他の奉仕者とともに心を一つにし一丸となって協力できるよう希望する次第である」としました。
ハーメネイー師は今月2日、メーデーおよび、イラン暦オルディベヘシュト月12日の「教師の日」にちなんでの演説において、イラン反対派と敵のメディアの手に音声ファイルが渡ったことを批判し、「世界のいずれの場所においても、対外政策が外務省において決定されるものではないことも、すべての人が熟知しておくべきだ。世界のどこにおいても、高級幹部責任者や最高機関が決定者として存在する。確かに外務省も参加はするが、あくまでも執行者である。我々の国においても、国家安全保障最高評議会が存在しており、そのメンバー全員が参加し決定するものであり、外務省は自らの方法で実施しなければならない」と語っています。
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