イランで、パレスチナを支持する聖地ゴッツ国際会議が開幕
May 05, 2021 15:56 Asia/Tokyo
イスラム暦ラマザーン月最後の金曜日に当たる「世界ゴッツの日」の記念を目的とする「第2回聖地ゴッツ国際会議」が、各国の要人の参加により、オンライン式でテヘラン南部の都市ゴムで開幕しました。
イルナー通信によりますと、今回の聖地ゴッツ国際会議ではイラン、パレスチナ、マレーシア、インド、アフガニスタン、パキスタン、フランス、アルゼンチン、イラク、トルコ、チリ、アラブ首長国連邦、レバノン、シリア、イギリス、カナダ、チュニジアなど各国からの文化・科学界の要人30人が講演を行うことになっています。
これらの講演の主な議題として、パレスチナと人権、聖地の占領に向けたシオニスト政権イスラエルの陰謀、聖地に関する国連の諸決議、そして、パレスチナとイスラム共同体などが挙げられます。
各国での新型コロナウイルス蔓延による集会やデモ開催にあたっての制限に注目し、今回のゴッツ国際会議はバーチャル空間での活動に重点を置いています。
イスラム教徒の断食月・ラマザーン月の最終金曜日は、イランイスラム革命の創始者ホメイニー師の提唱により、占領下のパレスチナの人々との連帯をアピールする「世界ゴッツの日」に定められています。なお、ゴッツとはパレスチナ被占領地にある聖地ベイトルモガッダス・エルサレムのことを指します。
今年の世界ゴッツの日は、7日金曜に当たります。
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