イラン外相、「ガザでのイスラエルの犯罪行為に対する欧州の支持は受け入れられない」
(last modified Mon, 17 May 2021 05:33:45 GMT )
May 17, 2021 14:33 Asia/Tokyo
  • イランのザリーフ外相
    イランのザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、シオニスト政権イスラエルがパレスチナ・ガザ地区で行う犯罪行為を欧州が支持することは受け入れられないとしました。

欧州歴訪中で16日日曜にスペインからイタリア・ローマに入ったザリーフ外相は、IRIB通信とのインタビューで、「ガザ地区でのシオニスト政権イスラエルの犯罪行為を欧州が支持することは、決して受け入れられるものでない」と述べました。

また、同日にオンラインで行われたOICイスラム協力機構外相緊急会合においても、「シオニストらはパレスチナ人に対して最も残虐な犯罪を犯している」と述べました。

ザリーフ外相は、「占領下のパレスチナにおいて罪のない男性、女性、子どもたちが、最先端の最も殺傷力の高い兵器で、屠殺のように殺されている。住居はどんどん壊されており、そこに住んでいた人々は窮地に陥っている」と説明しました。

続けて、「我々は、組織的で著しい人権侵害、および人道法・国際法違反のケースに直面している」としました。

また、「今日のパレスチナ人の子どもたちの大量虐殺は、シオニスト政権との『関係正常化』の後に行われている。犯罪者であり人殺しのシオニスト政権は改めて、この政権に対する友好的な動きが、その残忍さを増長させる結果に終わるだけということをはっきりさせた」と強調しました。

そして、「パレスチナの人々は、自己防衛権と人種主義のシオニスト政権の暴虐に反抗する権利を、完全に有している」と指摘しました。

 

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