イラン国会議長が、イスラエルの犯罪に対する国際機関の沈黙を非難
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ガーリーバーフ・イラン国会議長
ガーリーバーフ・イラン国会議長が、パレスチナ国民に対するシオニストの犯罪を前に、国連をはじめとする国際機関、人道支援機関が沈黙している現状を非難しました。
イルナー通信によりますと、ガーリーバーフ議長はイスラム諸国の国会議長らとの電話会談を継続する中、19日水曜、マルズーク・アリー・ムハンマド・スネイヤーン・アル・ガーニム・クウェート国民議会議長と、パレスチナおよび同国ガザ地区、そして聖地ベイトルモガッダス・エルサレムでのシオニスト政権イスラエルの最近の犯罪行為をめぐり電話会談しました。
また、アメリカの支持の下で続けられるイスラエルの抑制のない行為にふれ、「今日、イスラム諸国の共通の痛みは、パレスチナで女性や子供が惨殺されていることだ」としています。
さらに、「人道に対する最も凶悪で痛ましい犯罪がイスラム圏であるこの地域で引き起こされている中、国際社会、人道団体および国連が沈黙していることには、驚きを禁じえない」と述べました。
一方、ガーニム・クウェート議会議長も、パレスチナやガザ地区での最近の出来事を、同地域のイスラム教徒に対する犯罪だとし、「シオニストの抑圧と拡張主義に対する全イスラム諸国の団結を維持することは、宗教、人道、イスラム、そして道徳上の義務である」としています。
シオニスト占領政権軍は今月10日以来、パレスチナ・ヨルダン川西岸とガザ地区に残忍な攻撃を仕掛けてきており、この一連の攻撃で現在までに、218人のパレスチナ人が殉教、ほか数百人が負傷しています。
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