イラン外務省、「安倍首相の訪問日は決定しだい発表」

イラン外務省のジャーベリーアンサーリー報道官が、「安倍首相の訪問日は、決定しだい公表されるだろう」と語りました。

イルナー通信によりますと、ジャーベリーアンサーリー報道官は、定例記者会見で、「現在テヘランで開かれているシンポジウムに参加するため、日本の首相夫人がイランを訪問している」と語りました。

さらに、「イラクの爆発はトルコが関与している」とするロシアの国連大使の表明に関して、「地域情勢においてテロを手段として使用する政策は不毛であり、逆の結果を伴うことになる」としました。

さらに、「一部の国がテログループを利用していることは、どの地域諸国のためにもならず、重大な結果を伴うことになるだろう」と述べました。

ジャーベリーアンサーリー報道官は、「イラン政府は常に、地域諸国と近隣諸国に対して、戦略的側面を伴うこの問題を自らの政策に入れ、テログループの目的を実現させないことを求めている」と述べました。

さらに、アメリカの20億ドルのイランの凍結資産に関して、「これに関して結成された委員会の審議の結果がイラン大統領に提示され、国家安全保障最高評議会の会合の後、声明として、委員会の審議の結果と講じられた措置が提示されるだろう」と述べました。

また、金融取引に関するイランとアメリカの外相会談について、「これまでアメリカ国務省と2回の協議が行われ、その主な議題は、核合意の最新の実施状況とイランの金融活動に関する問題についてだった」としました。