イラン大統領、「制裁と経済戦争は、人類に対する静の犯罪」
6月 15, 2021 20:13 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領は、制裁と経済戦争は、”人類に対する静の犯罪“だとしました。
イルナー通信によりますと、ローハーニー大統領は15日火曜、政府調整経済本部において、「世界の人々にイラン国民に対するトランプ前米大統領の犯罪を認識させるため、包括的な制裁と経済戦争という犯罪に関する資料が公表されるべきだ」と述べました。
また、経済戦争とそれがイランの経済発展や国民の生活に及ぼした影響に触れ、「通常、人類に対する犯罪は、一般の人々のイメージでは戦争、軍事的衝突であるが、制裁や経済戦争も、人類に対する静の犯罪として認められるべきだ」と語りました。
さらに、「トランプ氏の犯罪に関する資料とともに、経済戦争に対するイランの抵抗と管理に関する資料も世界に提示されるべきだ」としました。
ローハーニー大統領はまた、3年半に渡る経済戦争後に制裁を行使した側が自らの敗北を求めていることは、この戦争でのイラン国民の勝利、効果的な行政運営を証明するものである」と述べました。
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