イラン大統領が、次期大統領への経済状況関連の報告書の提出を強調
6月 20, 2021 19:04 Asia/Tokyo
ローハーニー・イラン現大統領が、政府経済調整本部のメンバーらに対し、「先の選挙で選出された次期大統領に、国家の経済状況に関する報告書を提出しなくてはならない」と強調しました。
イルナー通信によりますと、ローハーニー大統領は20日日曜、政府経済調整本部の会合において、「基本的必需品の供給と福利厚生の増強は、イラン暦の今年度に向けて政府が提案した方策の主軸だ」と述べています。
また、「政府は、イランの敵の行う100%の制裁に抵抗することにより、基本的必需品の確保や国の生産の維持・改善のために必要とされる外貨収入のために全力を挙げてきた」としました。
なお、今月18日に行われた第13期イラン大統領選では、前イラン司法府長官だったエブラーヒーム・ライースィー氏が、1792万6000票以上を獲得して当選し、第8代イラン大統領への就任が決まっています。
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