イラン外相が、MKO会合に出席したスロベニア首相の行動を非難
(last modified Mon, 12 Jul 2021 07:49:57 GMT )
7月 12, 2021 16:49 Asia/Tokyo
  • イランのザリーフ外相
    イランのザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、イラン反体制派テロ組織MKOモナーフェギンの会合でのスロベニア首相の行動を、容認しがたいものとして非難しました。

イルナー通信が11日日曜夜、伝えたところによりますと、EUの根気議長を務めるスロベニアのヤネス・ヤンシャ(Janez Janša)首相が、MKOの会合に出席し、無意味な表明を行ったことを受け、ザリーフ外相は同日、EUのボレル外交安全保障政策上級代表と電話会談し、ヤンシャ首相の行動を容認できないものだとし、これに関するEUの立場を明確に表明するよう求めています。

一方のボレル上級代表は、この問題に関する遺憾の意を表明すると共に、スロベニア首相の発言及びMKOの会合で提起されたものは、決してイランに対するEUの立場を示すものではない、と語りました。

また、「EUの立場は、首脳レベルでの欧州議会の議長、そして閣僚レベルで上級代表のみによって表明され、スロベニア首相の発言は、全くEUレベルではない」と述べています。

さらに同日、駐イラン・スロベニア大使もイラン外務省に呼び出され、イランの強い抗議の意が伝えられたほか、この問題に関するスロベニア政府の説明が求められました。

 

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