イラン・キューバ共同開発ワクチン、複数の変異株への同時対処能力あり
7月 25, 2021 17:49 Asia/Tokyo
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イラン・キューバ共同開発ワクチン
イラン・パスツール研究所のビグラリ所長が、「わが国とキューバが共同で開発したワクチンは、同時に複数のコロナ変異株に対抗する効能を有する」と語りました。
IRIB通信によりますと、ビグラリ所長は「キューバ・フィンラ研究所と当研究所が共同生産したワクチンは、複数種類のコロナ変異株に同時に効果を発揮する、世界で唯一のワクチンである」と述べています。
また、「両国での試験は終わりに近づいており、コロナ変異株にうまく対処しうると判断できるほど非常に良い結果が得られている」としました。
さらに、「キューバでの試験の結果、主に特に強力なタイプのウイルスである南アフリカ起源のベータ株および、米カリフォルニア起源のB.1.429株への91.2パーセントの効果が認められる」と語っています。
続けて、「このワクチンを使用した人は、コロナ感染による死亡や重症化から100%から守られている」と述べました。
ビグラリ所長によりますと、このワクチンは18歳以下の未成年にも接種可能であるということです。
最後に、「このワクチンはその効能からして、世界的な需要が日々高まっている。それは、複数種類のコロナ変異株に対し同時に効きうる世界で唯一のワクチンであることが理由だ」と結びました。
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