イラン南西部フーゼスターン州の樹林と砂漠の舞台・オモルデブス
10月 02, 2021 15:22 Asia/Tokyo
イラン南西部フーゼスターン州は、極めて多様性に富んだ自然が見られ、険しく奥深い渓谷や滝に加えて、州内ボスターン市近郊では砂漠の美しい一面が垣間見られます。
ボスターン市近郊および、オモルデブス村近隣は砂漠地帯に位置しており、流砂固定プロジェクトの実施前は、砂粒でできた丘陵地帯が連綿と続いていました。しかし、現在ではスイカズラやギョリュウ科の落葉小高木・タマリスク、サバクタデなどが自生し、この地域の美しさに花を添えています。
この地域は禁猟区とされ、シカやキツネ、イノシシ、チャッカルなどが生息しています。
また、午後の時間帯にオモルデブスの林道を通ると、ミーシュダーグ山系に向かってゆっくりと歩を進めるラクダの一行が見られます。
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