イラン前外相がトランプ氏に反論、「イスラエルが今なお米議会を掌握」
11月 03, 2021 14:45 Asia/Tokyo
ザリーフ・イラン前外相がツイッターで、ドナルド・トランプ米前大統領の最近の発言に反応しました。
国際通信イランプレスによりますと、ザリーフ氏は2日火曜、ツイッターで、英ロンドンのNGOミドルイースト・モニターのリンクを発表し、「ミドルイースト・モニターの「トランプ氏、『(シオニスト政権)イスラエルは米議会の実質的主だった』」と題した記事へのリンクを貼り、「それは今なお変わらない」だとしています。
トランプ氏は、保守系司会者のAri Hoffman氏とのラジオインタビューにて、「イスラエルはおよそ10年前まで、本当の意味での米議会の主だったが、今では事態はほぼ逆転している」と自白していました。
また、「これは、自分が米議会内で見た中が最大の変化だった。議会はイスラエルのものだった。あなた方にもそれはお分かりかと思う。10年、15年前は議会はイスラエルのものであり、非常に強かったが、今ではほぼ逆の事態となっている」と述べています。
さらに、アレクサンドリア・オカシオ=コルテス氏、イルハン・オマル氏といった米下院議員ら数名をあげ、これらの人物がシオニスト政権イスラエルを異様に嫌い、議会をコントロールしていること、イスラエルがもはや議会内で力を持っていないことを指摘し、「これを驚くべきことだといいたい。私はこのような変化を決して見たことがない」としています。
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