イラン最高指導者が、故ホメイニー師の霊廟を訪問

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、イスラム革命勝利記念に到る｢ファジュル（夜明け）の10日間」の開始を前に、故ホメイニー師の霊廟や殉教者らの墓所を訪問しました。

ハーメネイー師の書籍出版・管理事務所のウェブサイト「khamenei.ir」によりますと、イランイスラム革命勝利43周年に到るファジュルの10日間を目前に控えた31月曜早朝、首都テヘランにあるベヘシュトザフラー墓地にある故ホメイニー師の廟を訪れ、聖典コーランの数節の朗読し、また礼拝を捧げるなどして、ホメイニー師について回想し故人を偲びました。

ハーメネイー師はさらに同墓地で、革命後の様々なテロ事件で暗殺された、ベヘシュティー師、ラジャーイー氏、バーホナル師などの政府高官らの墓所、さらに、イラン・イラク戦勝による殉教者の墓を訪れ、敬意を払いました。

イラン暦1357年バフマン月12日に当たる1979年2月1日、イランイスラム共和国の創始者ホメイニー師は15年におよぶ国外追放の末、国民の熱烈な歓迎を受けながら帰国しました。

ホメイニー師の帰国から10日後のバフマン月22日に、イランイスラム革命は勝利しました。イランでは、ホメイニー師の帰国から革命勝利までの10日間は「ファジュルの10日間」と呼ばれており、毎年この期間を祝うために数々のイベントが開催されています。

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