イラン外相、「イスラム世界の問題解決のためイランとサウジの協力を希望」
(last modified Sat, 05 Feb 2022 09:45:36 GMT )
2月 05, 2022 18:45 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とOICイスラム協力機構のフサイン・エブラーヒーム・ターハー事務局長
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とOICイスラム協力機構のフサイン・エブラーヒーム・ターハー事務局長

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、イスラム世界や地域の主要な諸国の間でのイランとサウジアラビアの地位の重要性に触れ、両国の協力による地域やイスラム世界の問題解決への寄与を希望するとしました。

国際通信イランプレスによりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相はOICイスラム協力機構のフサイン・エブラーヒーム・ターハー事務局長との電話会談で、イスラム世界・共同体の課題やイランと同機構の二元および多元的関係、同機構のイラン代表部の再開、一部の地域問題について意見交換しました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、ターハー事務局長がサウジアラビア・ジッダにあるイスラム協力機構本部事務局内のイラン代表部を再開させるため努力していることに謝意を表明しました。

ターハー事務局長もイラン代表部の再開と積極的な参加を歓迎し、イスラム協力機構発足メンバーとしてのイランの役割を非常に重要で影響力のあるものだとした上で、「イスラム協力機構は、すべてのイスラム諸国の積極的な参加と協力なしにはイスラム世界の問題を解決することはできない。我々はすべての同胞・加盟国に同機構への完全な支持・支援を求めている」と強調しました。

また、イランとサウジアラビアの対話が続いていることを支持し、「イスラム諸国間で問題が起こるのは遺憾で不快なものである。OICとしてムスリムや同胞の国々に和平と対話を呼びかける」と述べました。

 


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