イラン赤新月社が、ウクライナ紛争被災者支援の用意を表明
2月 27, 2022 19:38 Asia/Tokyo
イラン赤新月社が、ウクライナで起きている紛争の被災者へ支援を行う準備ができていると表明しました。
イラン赤新月社のクーリーヴァンド代表は、自国のアミールアブドッラーヒヤーン外相に宛てた書簡において、赤新月社の人道的目的に鑑み、ウクライナ紛争下にある民間人を支援する準備ができていると表明しました。
ロシアとウクライナの関係はしばらくの間、緊張が高まるとささやかれていましたが、ロシア軍は今月24日、ウクライナ領土における作戦を開始し、引き続き同国の様々な地域で進軍を続けています。
ロシア政府は2ヶ月前から、アメリカおよびNATO北大西洋条約機構に対して安全保障を得るための自国の提案を示しており、その中にはウクライナのNATO非加盟および東欧からのNATO軍撤退が含まれていました。
一方の西側関係者は、この提案に否をつきつけました。またウクライナ関係者も、同国東部自治地域軍と中央政府軍との停戦などの、ミンスク合意実施に関する話し合いを拒否しました。
ロシアはその返答として、ウクライナ東部のドネツク、ルガンスク両地域の人民共和国としての独立を正式に承認し、彼らの要請に応じて支援のための特殊軍事作戦を開始しました。