イランの核技術の成果9点が大統領臨席のもと披露
4月 09, 2022 19:22 Asia/Tokyo
イランで「原子力技術の日」を迎えた9日土曜、ライースィー大統領が同国原子力庁で開催された展示会に出席し、イランの科学者らによる平和目的の核活動分野での新たな成果が披露されました。
4月9日はイランが核燃料サイクルを確立した日で、毎年「原子力技術の日」と定められています。
イランの科学者らは2006年4月9日、国産の遠心分離機により試験用の核燃料サイクルを完成させました。
国際通信イランプレスによりますと、イランのライースィー大統領は9日土曜、核技術の成果を披露する展示会に出席し、9つの新たな成果や、複数世代にわたる国産の遠心分離機などこれまでの科学・平和目的の成果を視察しました。
ライースィー大統領は、核エネルギーの平和利用というイランの明確な権利を強調し、同国の核知識・技術は不可逆のものだとしました。
イラン原子力庁はこの展覧会で、1万メガワットの原子力発電、放射線利用の発展、36万メガワットの完全国産原子力発電所建設という3つの戦略的計画を発表しました。
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