イラン外相が、危機の政治的解決を強調
(last modified Thu, 28 Apr 2022 08:45:14 GMT )
4月 28, 2022 17:45 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とバチカンのポール・ギャラガー外相
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とバチカンのポール・ギャラガー外相

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、アフガニスタン、イエメン、ウクライナのような地域の危機に対しイランが取る立場を説明し、外国による介入の停止、戦闘の停止、政治的解決への注力を呼びかけました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相はバチカンのポール・ギャラガー外相と、パレスチナの動向および二国間問題について電話会談を行いました。

この会談でアミールアブドッラーヒヤーン外相は、二国間関係の長い歴史と、イランの外交政策におけるバチカンとの関係の重要性を強調し、「世界に存在する、悲惨で非人道的な悲劇の多くは、国際関係における精神性や道徳の欠如により発生している」と述べました。

続けて、世界におけるテロの危険性を指摘してアフガニスタンでのテロ行為を非難し、「唯一神を信仰する各宗教間での対話は、暴力や過激主義的行為を減らすのに重要な役割を果たしている」と指摘しました。

そして、パレスチナの動向と、アクサーモスクのパレスチナ人礼拝者に対するシオニスト政権イスラエルの凄惨な攻撃について説明しながら、これらの行動に対して、イスラム教と同じアブラハムの宗教を信奉する者としてシオニストらに適切な責任を取らせるよう求めました。

一方のバチカン外相も、イエメンの人々の苦しみに深い遺憾の念を示しました。

また、 パレスチナに関する地域的・世界的問題に触れ、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムの神聖性およびパレスチナ人の権利が守られる必要性を強調しました。

 


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