イラン大統領が断食月明けの祝祭に合わせ、イスラム諸国民・指導者へ祝賀メッセージ
May 03, 2022 16:44 Asia/Tokyo
イランのライースィー大統領が、イスラム諸国の国民や指導者へ宛てたメッセージにおいて、断食月が明けたことを祝いました。
イスラム文化では、イスラム暦シャッワール月1日は、イード・フェトルと呼ばれる断食明けの祝祭日となっています。イスラム教徒は前月のラマザーン月の間、日中に断食を行い、神を崇め罪の赦しを求めることによって、自身の魂から内外の穢れを取り除きその本質へ回帰するよう努めており、この祝祭日には、その達成を祝うとともに通常の食生活に戻ります。
ライースィー大統領は2日月曜、イスラム諸国の国民と指導者らへのメッセージにおいてイード・フェトルを祝い、紛争の終結や平和・安全の確立、抑圧者らの手から地球が救われることを願いました。
サウジアラビア、トルコ、エジプト、カタール、クウェート、パレスチナといった一部のイスラム諸国では、2日月曜がイード・フェトルでしたが、イラン、パキスタン、インド、イラクといった国々では、ラマザーン月の終わりを新月で確認するため、この祝祭は3日火曜となりました。