イラン赤新月社が、カタールW杯に部隊派遣へ
(last modified Sun, 08 May 2022 07:01:24 GMT )
May 08, 2022 16:01 Asia/Tokyo
  • イラン赤新月社のクーリーヴァンド社長と北アフリカ地域事務所(MENA)のヒサム・アル・シャルガヴィ所長
    イラン赤新月社のクーリーヴァンド社長と北アフリカ地域事務所(MENA)のヒサム・アル・シャルガヴィ所長

イラン赤新月社のクーリーヴァンド社長は、同組織が群集管理に成功した経験があるため、カタールW杯開催時に同国に部隊を派遣する意向があるとしました。

今大会は、主催国カタールの夏の気温が非常に高温となるため、初めて11月と12月の開催となっています。

これ以前にも、イランは同国南部ペルシャ湾に浮かぶキーシュ島などのイラン領の諸島がW杯の観客を受け入れる準備がある、と発表していました。

クーリーヴァンド社長は、イラン赤新月社の設立100周年に際し、IFRC国際赤十字・赤新月社連盟の中東・北アフリカ地域事務所(MENA)のヒサム・アル・シャルガヴィ所長と会談し、「我々は、カタールW杯への運用部隊の派遣により今大会の開催を支援する準備がある」としました。

また、「イラン赤新月社は、移民や難民へのサービス提供問題において、成功を果たした国のひとつである」とし、「イラン国内の外国人移民や難民らに対しワクチン接種を実施し、また、彼らがイランでの娯楽施設や生活手段を利用するための土台を整えており、彼らは職業を斡旋されるとともに、自らも起業に成功している」と語っています。

 


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