イラン政府高官、「イランをテロリストとする非難は、西側のダブルスタンダードの表れ」
(last modified Sun, 05 Jun 2016 11:26:30 GMT )
6月 05, 2016 20:26 Asia/Tokyo
  • イラン政府高官、「イランをテロリストとする非難は、西側のダブルスタンダードの表れ」

イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、アメリカ国務省がイランをテロリストと呼んでいるのは、西側のダブルスタンダード政策の表れだとしました。

IRIB通信によりますと、シャムハーニー書記は、5日日曜、アメリカがイランをテロリストとしたことについて、「アメリカは、1980年代のイランイラク戦争の際、イラクのバース党政権を組織化し、独裁者サッダームフセインに情報を与えていた」と語りました。

また、「アメリカが、イランの反体制派テロ組織モナーフェギンをテロのリストに加えたことはない。彼らは今日、ISISを道具として利用し、シオニスト政権イスラエルを守っており、それに対し、覇権主義排除の筆頭であるイランを、テロのリストに加えている」としました。

アメリカ国務省は、2日木曜に発表した報告の中で、根拠のない主張を繰り返し、イランをテロ支援で非難しました。

この報告の一部では、「イランは2015年にも、世界における国家テロの最大の支援国として留まり、世界中の組織に、資金、教育、軍備などの一連の支援を提供している」と主張されています。