ギリシャ控訴裁判所が、イラン石油押収1審判決を覆す

ギリシャの控訴裁判所が、同国海岸沖で拿捕されたイラン石油タンカーの石油押収を米に許可するという、一審判決を覆しました。

３つの消息筋は、この二審判決が8日水曜に下された、としています。

ギリシャは先月、同国海岸沖でイラン船籍のタンカー1隻を拿捕しました。

このギリシャ政府による行動への反応として、イランイスラム革命防衛隊は、イラン南部ペルシャ湾岸海域で、ギリシャ船籍の2隻のタンカー、 「Delta Poseidon」と「Prudent Warrior」を国際海事法違反を理由に拿捕しました。

ロイター通信は、「一審判決はイランの厳しい反発を招き、ある司法筋は匿名で、イランはこれに関する2審裁判を求めていた」とし、アメリカやギリシャの政府が2審判決に従うかどうかはまだ明らかではない、と報じています。

これに関して、駐ギリシャ・イラン大使はツイッター上で、拿捕されていたイランの石油タンカーの解放判決が確認された、としています。

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