イラン司法府人権本部書記、「英の組織的な人種主義は同国の歴史に根ざしたもの」
(last modified Wed, 22 Jun 2022 08:48:53 GMT )
6月 22, 2022 17:48 Asia/Tokyo
  • イラン司法府人権本部のガリーブアーバーディ書記
    イラン司法府人権本部のガリーブアーバーディ書記

イラン司法府人権本部のガリーブアーバーディ書記がツイッターで、「イギリスの組織的な人種主義は、同国の歴史に深く根ざしたものだ」と語りました。

ガリーブアーバーディ書記はツイッターで、「イギリスにおける組織的な人種主義および、先を争っての人道主義排斥趣向は、同国の歴史に深く根ざしたもので、イギリスの歴史を紐解けば、同国での完全な人権無視や公然とした人権侵害が如実に見て取れる」と述べています。

イギリスから東アフリカのルワンダに移送予定だった外国人難民らの第1便は、欧州人権裁判所の介入により土壇場で中止されました。

イギリスでの難民申請のために来ていたこれらの7人は、航空機でルワンダに移送されることになっていましたが、問題の航空機の離陸の1時間前になって、欧州人権裁判所の差し止めにより、この移送は中止されました。

欧州人権裁判所は、これらの難民のうちの1人の訴えを認めましたが、その後他の6人の難民申請者の弁護士の訴えは退けられました。

人権擁護者や、国連および複数の民間組織の批判にもかかわらず、ジョンソン英政権は人道法に反する形で、ルワンダへのこの移民移送計画により、移民の英仏海峡横断を阻止したいと主張しています。

 


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