磯崎官房副長官、無理のない範囲での節電を呼びかけ
6月 28, 2022 15:23 Asia/Tokyo
磯崎仁彦官房副長官が、熱中症に注意した上での無理のない節電を呼びかけました。
磯崎官房副長官は27日月曜午前の記者会見で、東京電力管内に全国初の「電力需給逼迫(ひっぱく)注意報」が発令されたことを受け、「暑い時間帯に適切に冷房などを活用し、熱中症にならないように十分に注意していただきつつ、使っていない照明を消すなど無理のない範囲での節電、省エネへの協力をお願いしたい」と述べています。
日本の経済産業省は26日日曜、東京電力管内で27日に電力需給が厳しくなる見通しとなったのを受け初の需給逼迫注意報を発令し、27日の午後3時から午後6時の間、企業や家庭にできる限りの節電を呼びかけました。
関東甲信と東海、九州南部では27日に1951年以来最も早い時期での梅雨明けが発表され、猛暑日が続出しています。
特に6月としては観測史上初めて3日連続の猛暑日となった東京都では27日、熱中症による救急搬送者が相次いでおり、東京消防庁によると、同日午後9時現在で12~102歳の男女160人が病院に搬送されています。
こうした中、電力の逼迫による節電要請により、日本には厳しい夏が待ち受けていると見られます。