カナダ首相が日本大使館を記帳訪問、安倍氏は「世界全体に深い視点」
7月 13, 2022 15:36 Asia/Tokyo
カナダのトルドー首相が12日火曜、安倍晋三元首相の死去を受けて弔問のためにカナダ首都オタワの日本大使館を記帳訪問しました。
日本の報道各社が、在オタワ日本大使館の発表として報じたところによりますと、トルドー氏は記帳後、カナダメディアの取材に応じ、「(安倍氏は)日本のみならず世界全体に対して深い視点を持っていた。G7(主要7カ国)における彼の存在、その時々の重要課題に対する彼の関与は、大変惜しまれることだろう」と述べたということです。
また13日水曜には岸田首相と電話会談を行い安倍晋三元首相が銃撃を受け、死去したことについて「カナダを代表して心からお見舞い申し上げる」と弔意を伝えました。
さらに、安倍氏が推進した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」や「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)」にも言及し、「献身的かつ先見性のあるリーダーとして国際社会をリードした」と称えています。
これに対し岸田首相は「日本とカナダの関係を一層発展させた安倍氏の遺志を継いで、関係のさらなる強化に努めたい」と応じました。