警視庁が南アに捜査員を派遣、逃亡中の容疑者の死亡確認で
(last modified Mon, 25 Jul 2022 06:39:28 GMT )
7月 25, 2022 15:39 Asia/Tokyo
  • 元飲食店員古川信也さん
    元飲食店員古川信也さん

日本の警視庁が、19年前の殺人容疑で国際指名手配中の容疑者が、逃亡先の南アフリカで死亡したとの情報を受け、捜査員を同国に派遣しました。

日本の報道各社によりますと、2003年に東京都奥多摩町で元飲食店員古川信也さん(当時26)の切断遺体が見つかった事件で、警視庁は24日日曜、主犯格とみて殺人の疑いで国際手配中の松井知行容疑者が、逃亡先の南アフリカで自殺したとの情報を確認するため、現地に捜査員を派遣しました。

警視庁によりますと、松井容疑者は事件直後、南アに逃亡しましたが、17年12月に現地の海岸で首をつって死亡した状態で見つかったということです。

また、遺書に松井容疑者の名前があったほか、指紋も一致したとされています。

警視庁は20年6月に現地当局から遺体発見の情報提供を受けたことから、DNA型鑑定で本人と確認できれば、容疑者死亡のまま書類送検し、捜査を終了する方針です。

事件は平成15年9月、松井容疑者が仲間と共謀し、古川さんの首を絞めるなどして殺害し、遺体を切断して一部を奥多摩町の山中などに遺棄したとされるものです。

 


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