米空軍がオスプレイ全機を地上待機へ、相次ぐ事故で
8月 18, 2022 16:23 Asia/Tokyo
米空軍が、輸送機CV22オスプレイ全機を当面地上待機させることを明らかにしました。
時事通信が米ワシントンから報じたところによりますと、米空軍は17日水曜、輸送機CV22オスプレイの事故が相次いでいることを受け、全機を当面地上待機させることを明らかにしています。
オスプレイをめぐっては、事故やトラブルが続く中、日本国内で配備の反対運動が起きていますが、米空軍の決定を受け、安全性をめぐる議論が再燃する可能性があります。
オスプレイ地上待機という今回の措置は、AFSOC米空軍特殊作戦コマンド司令官のスライフ中将が今月16日に指示したものです。
その理由としては、飛行中のクラッチの不具合による安全上の事故・トラブルが過去6週間で2件、2017年以降では計4件発生したためだとされています。
この問題について、米空軍広報担当のヘイス中佐は、声明で「われわれは今後、産業界のパートナーなどと協力してこの問題を完全に理解し、リスク管理対策を講じる予定だ。そして最終的な目標は、長期的に実行可能な物理的解決策を決定することだ」と表明しました。
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