ファミリーマートが「AI陳列ロボット」を全国300店舗に導入、省人化目指す
9月 03, 2022 17:35 Asia/Tokyo
コンビニエンスストア大手ファミリーマートが最近、無人品出しロボットを全国300店舗に導入しました。
ァミリーマートは、遠隔操作ロボットを手がけるTelexistence(テレイグジスタンス)の無人品出しロボットをファミリーマートの主要都市圏300店舗に導入しています。
このロボットの特徴の1つは、その導入に当たり既存店舗の環境を変更する必要がないことです。また、コンビニの従業員の業務の1つの飲料補充業務を24時間いつでも実施でき、店舗業務の負担軽減につながることが期待されています。
また、ロボットが陳列に失敗した場合は、遠隔操作モードが起動し、インターネットを通じて遠隔操作オペレーター(人)がVRを使って陳列の失敗を修正することもできるということです。
ファミリーマートの担当者は、「小売業での人手不足が課題となっており、無人決済店舗などで店舗オペの省力化、省人化に取り組んでいる」とコメントしました。
今回の全国規模での「TX SCARA」の導入が実現した背景には、労働人口の減少問題があり、特に少子高齢化の進む日本での今後の労働力不足を補う上で、こうしたロボットが大きな助けになることが見込まれています。
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