岸田首相「国民の声に耳を傾け、結果を出したい」 内閣支持率低下受け
9月 20, 2022 18:45 Asia/Tokyo
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岸田文雄首相
岸田文雄首相が、内閣支持率の低下について、「国民の声に耳を傾け結果を出したい」と語りました。
日本の報道各社によりますと、岸田首相は、国連総会出席に向け米ニューヨークへ出発する際、記者団の取材に応じ、日本の各メディアが実施した世論調査で内閣支持率が低下したことについて、「国民の声に丁寧に耳を傾けながら真摯に課題に向き合い、結果を出していきたい」と強調しています。
また、「世論調査の結果については一喜一憂しないというのは、従来申し上げているとおりだ」と述べています。
一方、「国民の声には丁寧に耳を傾けていかなければならないとも思っている」とし、「具体的な課題に向けて一つ一つ結果を出すことが重要であり、これからも一つ一つの課題に真摯に向き合っていきたい」と強調しました。
毎日新聞が今月17、18日に実施した全国世論調査の結果、岸田首相率いる内閣支持率は29%にまで落ち込んだことが判明しています。
内閣支持率が30%を切るのは、2021年10月の岸田政権発足以降初めてのことです。
こうした結果について、毎日新聞は「内閣支持率の低下には、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題や安倍晋三元首相の国葬の実施が影響している」と分析しています。
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