9月 22, 2022 16:38 Asia/Tokyo
  • 徳島・阿波踊り
    徳島・阿波踊り

去る8月に、3年ぶりに街頭で開催された徳島市の阿波踊りに参加した踊り手などのうち、800人余りが新型コロナウイルスに感染したことが明らかになりました。

日本の複数のメディアによりますと、阿波踊りを主催した実行委員会のアンケート調査の結果、徳島市で去る8月に開催された阿波踊りで、参加した踊り手らのほぼ4人に1人に当たる819人が新型コロナウイルスに感染したことが22日木曜、判明しています。

それによりますと、回答した86団体のメンバーで、阿波おどりの期間をはさむ8月11日から25日までに感染が確認されたのは、合わせて819人だったということです。

回答した団体の参加者は推計で3425人で、感染が確認された人の割合は、24%だったとされています。

しかも、未回答の踊り手グループが3割あり、感染者数はさらに多い可能性があるということです。

なお、参加した踊り手の123団体を対象とするアンケートの回答には感染防止対策について「演舞中にマスクをする、しないが曖昧になっていた」の意見が出されていました。

阿波踊りの参加者は、体温の検査やマスクの着用など感染対策をとっていましたが、踊り手グループの中には、参加者の半数が感染したケースもあり、対策が不十分だったのではないかという指摘も出ていました。

阿波踊りは2020年にはコロナの影響で中止され、昨年は期間や規模を縮小して開催されました。

今年は3年ぶりに、前夜祭を含め先月11〜15日に、街中に桟敷を設け、技量の高い有名連が総おどりなどを披露したほか、県外からも大勢の観光客が訪れ、路上で踊るなど本格的に開催されました。

 


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