7月 23, 2023 21:26 Asia/Tokyo

新型コロナウイルスの脅威が減少し、海外から日本への往来も制限が完全に撤廃されましたが、同国の経済と観光はまだ完全に回復とまではいかないようです。

国際通信イランプレスが東京から伝えたところによりますと、日本では政府は新型コロナウイルスの流行中に最も厳しい出入国制限措置を取っていましたが、流行開始から3年余りが過ぎた現在、ようやく状況を以前のように回復させようする動きが活発になってきています。

日本政府観光局が先日発表した今年6月の訪日外国人観光客推計値は、207万3300人となり、コロナ禍開始の月間人数としては最高を記録しました。

しかし、イランプレスの取材を受けた販売業のナカムラ・ヒサシさんは、「コロナの前の(客足は)大分戻ってきたと思うんですけど、前の状況に戻ったかと言うと、そうではないですね」と語りました。

一方、同じく販売業のタカハシ・ハルカさんは、「コロナ禍の間はお客さんが少なかったんですが、今徐々に戻ってきてまして、海外の方は、主にアメリカとか、中国はまだですが、台湾、香港から多く来ているので、結構栄えています」と肯定的な印象を語りました。

また、オノダ・アキさんは、「今のような状況に戻って、とてもうれしいです。コロナ禍の3年間は状況が良くなかったので」として、海外の友人に久しぶりに会えた喜びを語りました。

ハマダ・ユウサクさんは、「多くの外国人が日本に来て日本製品を買ってくれれば、国の経済に良い影響を与えるだろうと思います」と、希望を語りました。

 

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