イラン外務省報道官：「国益に反するあらゆる違法行為に強力かつ相応に対処」

バガーイー・イラン外務省報道官が10日火曜、国の核計画に対するIAEA国際原子力機関の非難内容を否定するとともに、「グロッシIAEA事務局長による最近の報告書は欧米諸国の政治的かつ偏ったアプローチの明確な兆候である」として、「イランは国益に反するあらゆる違法行為に対し強力かつ相応に対処する」と強調しました。

バガーイー報道官はIAEA理事会の直近の会合で広がっている政治的雰囲気に懸念を表明し、「グロッシ事務局長の報告書は技術的な証拠に基づくものではなく、欧州主要3カ国たる英独仏および米国の政治的指示に基づいて作成されたものだ」と強調しています。

また「この文書にはイランが約束を遵守していない、あるいは平和目的の筋道から逸脱したという報告はない」と指摘し、「誠に遺憾ながら、この度の理事会の課題となっているものは協力の精神と国際法に反する」と述べました。

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