国際ニュース|イラン外相「国民の権利・尊厳は交渉材料ではない」/トランプ氏「イランとの交渉は続けるべき」
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イランのアラーグチー外相
イランのアラーグチー外相は、イスラム革命勝利記念日にあたる11日、大規模な記念行進に数百万人の市民が参加したことについて「私たちの権利、尊厳、名誉は交渉材料ではない」と強調しました。
【ParsToday国際】アラーグチー外相は11日、自身のXに「きょう、数百万人のイラン市民が街頭に出て、研究者たちが『20世紀最後の大革命』と呼ぶイラン・イスラム革命の47周年を祝った」と投稿しました。
アラーグチー氏はその上で、「イスラム革命後の数十年間、特にこの1年の間に多くの出来事が起こった。我が国民は核兵器を保有する2つの体制による前例のない攻撃、さらに大規模なテロ作戦の標的となった。それにもかかわらず、イラン・イスラム共和国は依然として揺るぎなく立っている。この忍耐力は、外国の体制ではなく、自国民への依拠に根ざしている」としました。
また、「来たる年が平和と安定の年となり、対話が戦争に打ち勝つことを心から願っている。私たちの優先事項は外交であり、イランの平和的な核計画に関する合意の達成は可能だ。ただし、その対話が公正かつ均衡の取れたものである場合に限る。この路線において、イランはどのような代償を払ってでも自国の主権を守る」と強調しました。
そして、「きょう再び数百万人のイラン国民が示したように、我々の権利、尊厳、名誉は交渉材料ではない」と強調しました。
トランプ氏「イランとの交渉は続けるべき」
トランプ米大統領は11日、訪米したイスラエルのネタニヤフ首相との会談後、「会談は明確な結論には至らなかった。ただし、イランとの交渉は、合意が可能かどうかを見極めるために継続されるべきだと強調した」と述べました。トランプ氏はその上で、「もしそのような合意が得られれば、それが我々の望む選択肢だとネタニヤフ氏に伝えた。もし得られなければ、その結果がどうなるかを見なければならない」と付け加えました。
マクロン「欧州は深刻な危険に直面」
フランスのマクロン大統領は、ベルギーで開催された欧州産業サミットでの演説で、EUが他国と数十の貿易・鉱物協定を締結しているにもかかわらず、依然として深刻な危険にさらされていると指摘し、「欧州は自らの貿易政策を、依存と脆弱性を軽減するための戦略的手段へと転換すべきだ」と強調しました。マクロン氏はその上で、「欧州は均衡が取れ、相互に利益のある貿易パートナーシップを追求すべきだが、それは欧州の自立を強化するものでなければならず、他国への依存を高めるものであってはならない」と警告しました。
イスラエルがガザ地区へ砲撃・停戦違反が継続
イスラエルはガザ地区東部および北部の地域を砲撃し、再び停戦合意に違反しました。パレスチナのメディアによると、イスラエル軍はガザ地区北部のジャバリア難民キャンプを砲撃しました。また、ガザ市東部ザイトゥーン地区では、複数の住宅を破壊しました。さらに、同タッファーフ地区でも、イスラエル軍による大規模な発砲が確認されています。
欧州がウクライナに900億ユーロの支援を承認
欧州議会は11日の採決で、ウクライナに対する900億ユーロ(約1070億ドル)の融資を承認し、今後2年間の同国の予算および軍事的ニーズの大部分を賄うことを決定しました。この決定は、ロシアとウクライナの戦争開始から4年が近づく中でなされたものです。欧州理事会が正式に承認すれば、融資は4月から開始される見込みです。
また、EU外交トップのカヤ・カラス氏はXへの投稿で、「停戦が実現した場合、ウクライナ国内で同国兵士の訓練を実施することをEUが検討している」としました。

