10月 04, 2022 18:39 Asia/Tokyo

北朝鮮から弾道ミサイルが発射されたことを受け、JRや地下鉄が一時運転を見合わせるなど、北海道に緊張が走りました。

北朝鮮弾道ミサイル発射を受けた「Jアラート」(全国瞬時刑法システム)発出の対象となった北海道内では、4日火曜午前7時27分ごろ、一斉にスマートフォンなどの警告音が鳴り響きました。

函館市内では、ミサイル発射の情報を受け警報音が鳴ったほか、スピーカーで注意を呼び掛けています。 また、札幌では「北朝鮮がミサイル発射号外でーす!」と、号外も配られました。

北海道内のある住民は、「私はアパートに住んでいて地下室がないので、地下に隠れるように指示されたたとき、正直なところ、どうしてよいか全く分かりませんでした」と語りました。

北海道庁は4日午前10時半から緊急会議を開き、情報共有にあたっていますが、現在のところ被害の情報はありません。 

また、道内の小中学校・高校では休校や繰り下げ登校などの対応をとっています。

日本の防衛省によりますと、現地時間の4日午前7時22分ごろ、北朝鮮の内陸部から弾道ミサイル1発が発射され、5年ぶりに日本の上空を通過しました。 

このミサイルは最高高度およそ1100キロに達し、青森県上空を通過して午前7時44分ごろ、約4600キロ離れた日本の東およそ3200キロの排他的経済水域の外に落下したと推定されています。

 


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