昨今の円安に対する街中の声、懸念がありあり
10月 23, 2022 15:42 Asia/Tokyo
最近は円安が急速に進み、先だっては遂に約32年ぶりに1ドル150円台に突入しました。こうした急速な円高について、日本の街中の市民の率直な話を聞いてみました。
都内のある銀行近くの電光掲示板には、各株銘柄の価値がリアルタイムで示されています。
そこを通りかかった40歳前後と思われる男性は、「市場介入はたぶんしてくると思います。1ドル150円台ですからね。でも効果は限定的だと僕は思っています。心配なのは、逆に円安に触れたら必ず円高にまた戻る局面があると思います。そのときに、またどのぐらい戻るか、その辺がちょっと心配ですね」と語りました。
また、60歳くらいと見られる男性は「まあ150円というのは1つの通過点かと思っています。当然まだ、これ以上円安が続くことが予想されますし、我々の生活が非常に苦しくなるんだなということで、大変心配しています。国の政策は当然やってもらわなければいけませんが、なかなか日本国だけで対処できるとは思いませんので、やはり世界にご協力を賜って、為替を安定させてほしいと思います」とコメントしています。
こうした市民のコメントにも見られるとおり、現在の世界情勢とあいまって、これからの円相場の動きがさらに注目されると思われます。