大阪・豊中市の小学校で異臭騒ぎ 児童22人が搬送
11月 29, 2022 18:08 Asia/Tokyo
大阪府豊中市の市立豊南小学校から異臭がするとの通報があり、児童22人が気分不良を訴えて病院に搬送されました。
NHKなど、日本の報道各社によりますと、29日火曜午前9時すぎ、豊中市立豊南小学校で異臭がすると消防に通報がありました。
府警豊中南署や豊中市教委によると、気分不良を訴えたのは男児19人と女児14人の合計33人で、いずれも軽症とみられます。
この問題を受け、同校はこの日の授業を取りやめました。また、これらの33人のうち22人が病院に搬送され、体調に問題のない体調に問題のない児童は保護者が迎えに来るなどして下校しています。
3年生のある女子児童は「嗅いだことのないガスみたいな変な臭いだった。火事かと思ってちょっと怖かった。頭を手で押さえて頭が痛そうにしている子もいた」と話していました。
毎日新聞などの報道では、学校関係者からは「校舎から硫黄臭がする」との通報があったということです。
豊中市の発表では、重篤な症状の児童はおらず、児童や教職員は屋外に避難しており、地元消防が原因を調べています。
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