日本の防衛省 女性自衛官への性暴力で隊員5人を懲戒免職
12月 15, 2022 20:25 Asia/Tokyo
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日本の防衛省
日本の防衛省が、元自衛官・五ノ井里奈さんが所属していた部隊で性暴力を受けた問題で、隊員5人を免職の懲戒処分にしたと発表しました。
NHKによりますと、今回の措置により、20代から40代の陸曹5人が15日木曜付けで免職の懲戒処分になっています。
また、十分な調査をしなかったとして、当時中隊長だった1等陸尉が停職6か月の懲戒処分となったほか、性的発言をしたとして3等陸尉が訓戒処分、指揮監督義務違反で大隊長だった2等陸佐が注意、連隊長だった1等陸佐が口頭注意となりました。
五ノ井さんは今年6月まで所属していた福島県郡山駐屯地の部隊で、複数の男性隊員から性被害を受けたと訴え、防衛省は調査を行っていました。
防衛省の発表では、五ノ井さんは2021年6月と8月、隊員らから胸を触られたり、押し倒されて体に腰を押しつけられたりしたほか、日常的にもセクハラを受けていたということです。
防衛省は今年9月、被害があったことを認め、五ノ井さんに謝罪しています。
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