アラサー女子に広がる「#リカ活」、少女時代の思い出再び
(last modified Wed, 01 Mar 2023 10:54:06 GMT )
3月 01, 2023 19:54 Asia/Tokyo

タカラトミーのリカちゃん人形と共に幼少期を過ごした人たちが、大人になってあらためてリカちゃんに夢中になる「リカ活」が、昨今の話題となっています。

アラサー女子の日常を、リカちゃん人形を使ったコマ撮り動画で描いたユーチューブ「現実を生きるリカちゃんねる」は、東京都内の企業に勤める20代女性が2020年5月に始めたもので、実体験に基づいたリアルさが共感を呼び、登録者数は67万人にも上ります。

リカちゃんを使い、時に現実の自分を、時になりたい自分を投影し、SNSに投稿して楽しむ「リカ活」は、子どものころ、リカちゃんで遊んだ20~40代の女性たちを中心にブームになっています。

岐阜県の馬場涼子さん(33)は、おそろいの服を卒業した5歳の長女の代わりに、自分と同じ服を手作りして着せたリカちゃんの写真を、インスタグラムに投稿しており、SNS上で評価されることで、日常生活のストレスが和らぐ、としています。

また、ニュージーランド在住の40代女性は、これまで約30人のリカちゃんを「お迎え」し、好きが高じて、スニーカーや腕時計といった小物まで手作りし、ツイッター投稿したほどの熱心なファンで、「リカちゃんの可愛さは世界共通です」と語りました。

明るくてちょっぴりあわてん坊で、お菓子作りが大好きな女の子「リカちゃん」の本名は「香山リカ」で、初代リカちゃんは1967年に発売されました。これまで50年間に3回にわたりフルモデルチェンジされ、現在は4代目となります。

なお、福島県小野新町にある日本唯一のリカちゃん人形一貫生産オープンファクトリー「リカちゃんキャッスル」は、今月3日で30周年を迎えます。

 


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