6月 05, 2023 17:26 Asia/Tokyo
  • 浜田防衛相
    浜田防衛相

シンガポールで開かれているアジア安全保障会議に出席した日本の浜田防衛相は演説で、「日本の防衛力強化は、専守防衛にもとづく抑止力強化のためだ」と説明しました。

NHKによりますと、浜田防衛相はこの中で、昨年末に日本政府が決定した敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有などを含む防衛力強化の方針について、「地域の抑止力を高め、国際秩序への挑戦を抑止することを意図している。

専守防衛にもとづくもので、他国に脅威を与える軍事力の保有は意図していない」と語りました。

一方、中国や北朝鮮を念頭に、「弾道ミサイルの発射や外国船舶による領海侵入など、力による現状変更の試みが進展している」と主張しました。

その上で、中国については「不測の事態を避けるため、絶えず意思疎通を図ることが不可欠だ」とも述べました。

中国や北朝鮮はかねてから、東アジアにおける緊張増大は米国や日本、韓国などによる軍事演習が原因だと主張しています。

 


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